コンプライアンス: Pundi Xは VerifyVASP Allianceに

Japan - Nanna
Pundi X
Published in
4 min readAug 7, 2020

--

Financial Action Task Force(FATF)トラベルルールを遵守するために

COVID-19パンデミックによって必要とされている、急速なデジタル化により、デジタルアセットが世界でより大きな役割を果たすようになった現在、AMLのコンプライアンス規制への準拠もこれまで以上に重要になっている状況です。そこでVirtual asset provider(VASP)として、Pundi XがVerifyVASP Allianceのメンバーになることにしました。VerifyVASP Allianceは、電子取引世界にさらなる透明性を与えることを目的とした機関になります。

詳しく説明すると、VerifyVASPは、VASPがFinancial Action Task Force(FATF)によって導入された、新しく制定された「Travel Rule」に準拠する簡易導入を提供します。そして金融機関は、マネーロンダリング活動を減少させることを期待して、関連する取引情報を共有及び報告することになります。VerifyVASPは、公開鍵暗号化によりデータを保護しながら、VASP間の情報転送を数秒で簡潔に行うことにより、このプロセスを容易にしています。VerifyVASP Allianceの他のメンバーには、Bitkan、Indodax、Legatus Global、Merkle Science、Pintu、Skybit、Sparrow、Upbit APAC、VCC、Zipmexなどがいます。

シンガポールを拠点とするVerifyVASPは、Dunamuの子会社であり、アジア最大のサービスとしてのブロックチェーンプラットフォームの運営者のひとつであるLambda256と提携しています。

Pundi X CEO兼共同創設者 Zac Cheahは「Pundi Xはすべて、暗号通貨やその他のデジタルアセットによってより効率的な相互接続された世界を作成するためのものですが、コンプライアンスには透明性が不可欠です。 VerifyVASPは、コンプライアンスに反することなく、最善を尽くし続けることができることを確信します。」

「VerifyVASPを使用することで、Pundi Xで実行される取引が最も厳しい基準に準拠していることを確認できます。」とCheah氏は結論付けました。 「これは会社へ安心を提供するだけでなく、お客様にも安心を提供することになります。」

VerifyVASPについて

VerifyVASP Pte. Ltd.は、Virtual asset providerがデータを瞬時かつ安全に共有するための分散型プロトコルに重点を置いた「トラベルルール」ソリューションプロバイダーです。VerifyVASPとも呼ばれる同社のソリューションは、2019年にFinancial Action Task Forceによって導入された「Travel Rule」要件に準拠するように特別に設計されています。VerifyVASPは、Blockchain Association SingaporeおよびSingapore FinTech Associationのメンバーです。

Lambda 256について

Lambda256は2018年に設立され、現在のブロックチェーンプラットフォームに存在するさまざまな問題を解決し、ブロックチェーンの商業化のためのオールインワンソリューションを提供することを目的としたBaaS 2.0のR&Dに焦点を当てています。 Dunamu Inc.の子会社であるLambda256は、独立したブロックチェーンエコシステムを作成する必要がある安全で使いやすい方法で分散サービスの開発を促進するために、2019年にBaaS 2.0プラットフォームLuniverseを発売しました。

Originally published at https://medium.com on August 7, 2020.

--

--

Japan - Nanna
Pundi X

The Blockchain information dispatch in Japan.