佐久間由衣:「未解決の女」で遠藤憲一の娘役 「物語に寄り添いたい」

連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2第5話に出演する遠藤憲一さんと佐久間由衣さん(右)=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2第5話に出演する遠藤憲一さんと佐久間由衣さん(右)=テレビ朝日提供

 女優の佐久間由衣さんが、波瑠さん主演の連続ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」シーズン2(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5話(9月3日放送)に出演する。佐久間さんがテレビ朝日のドラマに出演するのは初めて。遠藤憲一さん扮(ふん)する刑事・草加慎司の娘で、銀行立てこもり事件の人質となってしまう草加美里役を演じる。

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 第5話では、草加が3年前に妻と共に自分の元から去った娘の美里と事件を介して再会する。また、事件の犯人は草加が12年前に捜査を担当した未解決事件に関わる重要人物で、草加は父として、そして刑事としても心残りの過去と向き合う……というストーリー。

 ドラマは、麻見和史さんの小説「警視庁文書捜査官」(角川文庫)が原作。「倉庫番」と揶揄(やゆ)されている警視庁捜査1課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)を舞台に、肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠さん)が、文字のエキスパートである先輩・鳴海理沙(鈴木京香さん)と組み、難事件を鮮やかに解決していく姿を描く。シーズン2では“最強凸凹バディー”に成長した朋と理沙が、一筋縄ではいかない令和の未解決事件に挑む。

 ◇佐久間由衣さんのコメント

 たくさんの方に愛されている作品のシーズン2に出演させていただけて、とてもうれしかったです。その上、遠藤憲一さんの娘役を演じられるなんて、喜びと緊張の思いでいっぱいでした。個人的にテレビ朝日さんのドラマに出演させていただくのは初めてということもあり、ゲストという短い時間ではありますが、全力で物語に寄り添いたいなと思いました。

 遠藤さんは寡黙な方なのかな、と勝手に想像していたのですが、実際にお会いしたら現場のムードメーカーでいらっしゃって、たくさんお話しさせていただきました。ずっと無邪気な姿がとても印象的です。緊張感がある撮影が続いていた中、とてもリラックスした空気に大変助けられました。今回はタイトな撮影スケジュールで、主演の波瑠さんとはなかなかお話しするお時間がなかったのですが、凛と現場にたたずんでらっしゃるお姿はとてもカッコよく、その透明感に思わず引き込まれてしまう引力がある方だな、と見とれていました。

 第5話は、遠藤さん演じる草加刑事の新たな一面を私自身も見ることができて、とても新鮮な撮影でした。私たち親子の関係にも注目していただきたいですし、何より温かく、そして切ないお話になっていると思います。ぜひ見ていただきたいです。

 ◇遠藤憲一さんのコメント

 佐久間由衣ちゃんとは1日だけの共演でしたので、できるだけコミュニケーションを取ろうと心掛けました。カレーが大好きで、カレーの種類や食べ方にもこだわりがあるらしく、「ご飯をカレーに持っていくのか、カレーをご飯に持っていくのか?」という話は楽しく盛り上がり、そのあたりから本当の親子のようになった気がしました。

 由衣ちゃんはとても真面目でピュアな方。それがお芝居にも反映されて、感情が素直に伝わってきます。周りの人たちから、2人は雰囲気がそっくりと言われたけど、由衣ちゃんはあまりうれしくなかったはず!

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