女優の安達祐実さんが、放送中のフジテレビ系“月9”ドラマ「海月姫」に、レギュラー出演することが5日、分かった。安達さんは、主演の芳根京子さん演じる月海ら、オタク女子「尼~ず」を救う、ファッションドールの「ブライス人形」が大好きな“最強オタク女子”のノムさんを演じる。
ウナギノボリ
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ノムさんは、メルヘンチックな装いとカールヘアの外見が特徴。さらに、毒舌と語尾に「でしゅ~」をつける独特な話し方をし、「天水館」を救うため、ドレス作りをする月海らの手助けをする。劇中のビジュアルも公開され、安達さんは原作と同様、カールヘアやめがねをかけた姿を披露している。
芸歴34年で初のオタク女子を演じる安達さんは「オタク女子の役は初めてなので、チャレンジではありますが、『面白そう!』と思いました。また、娘も私もブライス人形が好きで、6体ほど持っているんです。ノムさんの気持ちが分かるというか、共通点があってうれしい!」と語っている。語尾の「でしゅ~」については「“でしゅ~”が付くことでこんなに(せりふが)言いにくくなるんだ!って。覚えづらいし、すごく滑舌が難しくなるんです。何回練習しても、うまく言えなくて……“でしゅ〜”はくせもの」とコメントしている。
ドラマは東村アキコさんの同名マンガが原作。「男を必要としない人生」を掲げるオタク女子たち「尼~ず」が集う男子禁制の共同アパート「天水館」を舞台に、ここに暮らすオシャレにも異性にも無縁で、三度の飯よりクラゲが好きなクラゲオタクの主人公の月海が、恋を知り、新しい自分、新たな生き方を見つける姿を描く。2010年にはテレビアニメ化され、14年には女優・のんさん主演で映画化もされた。
同局編成企画の渡辺恒也さんは「原作ファンならご存じ、“もうひとりの尼~ず”と呼んでも過言ではないオタク女子キャラ、ノムさんですが、実はアニメ版にも映画版にも登場しておらず、今回が初の実写化となります。子供のような見た目に反して、毒舌と謎の口癖がさく裂するこれまた強烈なキャラクターですが、安達さんならノムさんの中にあるプライドや冒険心を巧みに形にしてくれると思います」と期待している。
ノムさん役の安達さんは、第5話(12日放送)から登場。12日は午後9時から15分拡大版で放送される。
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