「名古屋シネマテーク」跡地に新映画館 地元熱望受け再出発 24年2月開業へ CFで改装費募る /愛知

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新しい映画館「ナゴヤキネマ・ノイ」について記者会見で説明する(右から)永吉直之さん、安住恭子さん、仁藤由美さん=名古屋市千種区今池1で2023年12月5日、井上知大撮影
新しい映画館「ナゴヤキネマ・ノイ」について記者会見で説明する(右から)永吉直之さん、安住恭子さん、仁藤由美さん=名古屋市千種区今池1で2023年12月5日、井上知大撮影

 今年7月に閉館した名古屋市千種区今池のミニシアター「名古屋シネマテーク」跡地に新しい映画館がオープンする。シネマテーク支配人だった永吉直之さん(56)らが5日、同所で記者会見し発表した。創業資金の一部をクラウドファンディング(CF)で募り、2024年2月ごろの開業を目指す。【井上知大】

 新映画館の名称は「ナゴヤキネマ・ノイ」。「ノイ」はドイツ語で「新しい」という意味。客席40人の1スクリーンだったシネマテーク跡地を居抜きで使用する。永吉さんは開業の理由について「7月の閉館以降、『今池に映画館が無いのはさみしい』『また(映画館を)やって』などと、地元住民から多くの要請を受けたことが大きい」と説明した。

 ノイは、永吉さんが支配人を務めるほか、シネマテークで支配人だった故平野勇治さんのパートナーで元新聞記者の安住恭子さんと、シネマテークの元スタッフ、仁藤由美さんの計3人で合同会社を設立して運営する。

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