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今年7月に閉館した名古屋市千種区今池のミニシアター「名古屋シネマテーク」跡地に新しい映画館がオープンする。シネマテーク支配人だった永吉直之さん(56)らが5日、同所で記者会見し発表した。創業資金の一部をクラウドファンディング(CF)で募り、2024年2月ごろの開業を目指す。【井上知大】
新映画館の名称は「ナゴヤキネマ・ノイ」。「ノイ」はドイツ語で「新しい」という意味。客席40人の1スクリーンだったシネマテーク跡地を居抜きで使用する。永吉さんは開業の理由について「7月の閉館以降、『今池に映画館が無いのはさみしい』『また(映画館を)やって』などと、地元住民から多くの要請を受けたことが大きい」と説明した。
ノイは、永吉さんが支配人を務めるほか、シネマテークで支配人だった故平野勇治さんのパートナーで元新聞記者の安住恭子さんと、シネマテークの元スタッフ、仁藤由美さんの計3人で合同会社を設立して運営する。
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