特集

第82期名人戦

初防衛を目指す藤井聡太名人に、豊島将之九段が渡辺明九段に名人位を奪われて以来5期ぶりの復位を期して臨みます。

特集一覧

名人戦記録係2人の分担時間決定 負担軽減 第1局1日目は3回交代

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
対局場を検分する渡辺明名人(左)と挑戦者の藤井聡太王将。2日目の最終盤には盤側に記録係2人が並ぶことになっている=東京都文京区のホテル椿山荘東京で2023年4月4日午後4時半、吉田航太撮影
対局場を検分する渡辺明名人(左)と挑戦者の藤井聡太王将。2日目の最終盤には盤側に記録係2人が並ぶことになっている=東京都文京区のホテル椿山荘東京で2023年4月4日午後4時半、吉田航太撮影

 第81期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)で導入される記録係の2人交代制で、第1局(5、6日)の分担が決まった。交代のタイミングは、1日目は午前10時半と対局が休憩に入る正午、午後3時半の3回。2日目は午前10時半、正午、午後3時、夕方の休憩時(午後5時)で、それ以降は交代の間隔を短くし、最終的には2人とも対局室に入って最終盤の「秒読み」と棋譜記録を分担する。

 記録係は対局開始から終局までの2日間、対局室で指し手を書きとめたり時間を計ったりする。これまでは棋士を目指す奨励会員らが1人で務めていたが、日本将棋連盟は係の負担を軽くするため、今期名人戦で試験的に2人体制とすることを決定。希望者が複数いる対局で実施することにした。囲碁のタイトル戦は以前から2人制で、原則2時間おきに交代しているが、将棋連盟は今回、交代の時期については記録係間の協議で決めるという…

この記事は有料記事です。

残り523文字(全文921文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月