「ななつ星in九州」のリニューアル車両公開 最高価格は170万円

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
リニューアルで新設された「ななつ星in九州」の3号車ギャラリー=福岡市博多区のJR博多駅で2022年10月12日午前10時56分、徳野仁子撮影
リニューアルで新設された「ななつ星in九州」の3号車ギャラリー=福岡市博多区のJR博多駅で2022年10月12日午前10時56分、徳野仁子撮影

 JR九州は12日、豪華寝台列車「ななつ星in九州」のリニューアル車両を福岡市の博多駅で報道陣に公開した。客室数を14室から10室に減らした上で、乗客をもてなすための茶室や交流サロンを新たに設けた。より細やかで上質なサービスを目指し、料金は従来より5~6割値上げし、最高価格は170万円。15日から運行を始める。

 ななつ星は博多駅発着で九州各地を巡る。機関車を除く7両のうち、2、3号車を改装。JR九州の新幹線も手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインを担当した。2号車は畳敷きの茶室と、長椅子を向かい合わせた交流サロンを新設。3号車にはバーラウンジを設けた。ワインレッド色の車体や木を多用した明治期のホテルのような室内の雰囲気はそのまま残した。

この記事は有料記事です。

残り135文字(全文461文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月