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国内初の本格的なダム撤去作業が昨年3月に終わった熊本県八代市坂本町の荒瀬ダム跡で、ダム撤去による河原の変化を体感する調査見学会があった。荒瀬ダム跡の上流約8キロにある瀬戸石ダムの影響で、撤去効果がピークを過ぎつつある実態を確認した。
見学会は市民団体「瀬戸石ダムを撤去する会」が主催。自然観察指導員熊本県連絡会長で荒瀬ダムの撤去開始前から各地点の河原の状況を調べてきたつる詳子さん(70)が案内した。
参加した13人は荒瀬ダム跡の下流1キロから上流へ8キロの区間で、河原6カ所の石の粒径を調査。瀬戸石ダムに近づくほど小石が減って大きな石ばかりになっていく様子を観察した。
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