アイヌ遺骨

返還訴訟ドキュメンタリー 海外映画祭で受賞

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受賞トロフィーを持って記念撮影する小川隆吉さん(右)と藤野知明さん(右から2番目)=藤野さん提供
受賞トロフィーを持って記念撮影する小川隆吉さん(右)と藤野知明さん(右から2番目)=藤野さん提供

 北海道日高地方のアイヌ民族の有志団体「コタンの会」と市民団体「北大開示文書研究会」が、北海道大に遺骨返還を求めた訴訟を追ったドキュメンタリー映画「八十五年ぶりの帰還 アイヌ遺骨 杵臼(きねうす)コタンへ」が、7月末にスペインで開催された「マドリード・アジア国際映画祭」で、最優秀ドキュメンタリー作品賞を受賞した。

 映画は、浦河町杵臼地区の墓地から掘り出された親族の遺骨の返還を求め、北大を訴えた札幌市の小川隆吉さん(82)らの映像を中心に、提訴前から返還された遺骨の埋葬までを追った。

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