ベネズエラ

国連大使を解任 大統領と対立深め

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 【ニューヨーク國枝すみれ】南米ベネズエラのラファエル・ラミレス国連大使が5日、マドゥロ大統領に解任された。故チャベス前大統領の右腕だったが、後継のマドゥロ氏と対立を深めていた。

 マドゥロ氏はベネズエラ経済の基盤である石油産業を舞台に汚職追及キャンペーンを続けており、ロイター通信によると、8月から約50人が逮捕された。

 ラミレス氏は、石油・鉱業相やベネズエラ国営石油公社(PDVSA)総裁を長く務めた業界の「ドン」で、現政権の経済運営に批判的な立場で知られていた。マドゥロ政権になって石油・鉱業相を解かれ、2014年9月に外相、同年12月には国連大使に任命されていた。

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