香港

新政党相次ぐ…議会改革「雨傘運動」の若者

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香港の立法会選挙への立候補に向け意欲を語る黎汶洛さん=香港で鈴木玲子撮影
香港の立法会選挙への立候補に向け意欲を語る黎汶洛さん=香港で鈴木玲子撮影

 【香港で鈴木玲子】香港で2014年秋に民主的な行政長官選挙制度の導入を訴えた大規模デモ「雨傘運動」に参加した若者らが政党を設立し、今年9月の立法会(議会)選挙に立候補しようとする動きが相次ぐ。今月10日に結党した新政党「香港衆志(デモシスト)」もその一つ。党副主席(副党首)として出馬を目指す黎汶洛(れい・ぶんらく)さん(21)は「議会の革新」を訴えている。

 同党は、運動を主導した学生団体「学民思潮」の元リーダー、黄之鋒さん(19)や「大学生連合会」(学連)の元幹部らも集う。雨傘運動で若者らは3カ月近く路上を占拠したが、当局に強制排除され、民主的な選挙制度は実現しなかった。

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