精選版 日本国語大辞典 「蒟蒻閻魔」の意味・読み・例文・類語 こんにゃく‐えんま【蒟蒻閻魔】 [1] 東京都文京区小石川にある浄土宗の寺の源覚寺内にある閻魔堂。また、同寺の俗称。眼病の治癒にご利益があるといわれ、こんにゃくを供えるところからいう。[2] 〘名〙 人前ではぶるぶる震えて弱く、内で威をふるう人。内弁慶。※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇「本当にむやみに怒る方ね。あれでよく学校が勤まるのね。〈略〉まるで蒟蒻閻魔ね」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報