六道能化(読み)ロクドウノウゲ

デジタル大辞泉 「六道能化」の意味・読み・例文・類語

ろくどう‐のうげ〔ロクダウ‐〕【六道能化】

仏語六道のちまたに現れて、衆生教化し救う地蔵菩薩のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「六道能化」の意味・読み・例文・類語

ろくどう‐のうけ ロクダウ‥【六道能化】

〘名〙 (「ろくどうのうげ」とも) 六道にあって、衆生を導く者。地蔵菩薩をいう。
曾我物語(南北朝頃)一「はじめ三日の本尊には、来迎の阿彌陀三尊、六道のうけの地蔵菩薩」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android