インドルピーが午後の取引で急回復、中銀が介入か=ディーラー

[ムンバイ 11日 ロイター] - インドルピーは11日午後の取引で、過去最安値から急速に切り返した。3人のディーラーは、国営銀行が中央銀行の委託でドルを売ったようだ、と話している。
ただディーラーによると、中銀の介入はさほど大きな規模ではなかった。ルピーの急回復は、外為市場の流動性が低いことで増幅された面もある、と指摘している。
0834GMT(日本時間午後5時34分)現在、ルピーは1ドル=58.47/48ルピー。この日つけた過去最安値の58.98ルピーからは回復したが、前日引けの水準である58.15/16ルピーよりは依然ルピー安水準にある。

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