米ネットフリックス、一部の国で定額プラン値下げ 株価下落

米ネットフリックス、一部の国で定額プラン値下げ 株価下落
 米動画配信サービス大手ネットフリックスは23日、一部の国でサブスクリプション(定額課金)プランの料金を引き下げたと明らかにした。写真は同社のロゴ。パリで2022年10月撮影(2023年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[23日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックスは23日、一部の国でサブスクリプション(定額課金)プランの料金を引き下げたと明らかにした。厳しい競争が続く中で消費者は支出を抑制しており、値下げして契約者数の伸びを維持したい考え。
同社の広報担当者は「利用者体験の改善を常に模索している」と述べて、一部の国での値下げを確認したが、詳しい説明はなかった。
株価は3.35%下落して引けた。
値下げを最初に報じた米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、中東、サハラ以南のアフリカ、中南米、アジアで一部の国が引き下げの対象となり、料金が半分になるケースもあったという。
ネットフリックスは190カ国以上で事業を展開。米国およびカナダの市場が飽和状態となる中、比較的新しい海外市場でのシェア拡大を目指してきた。

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