エジプトのメハレブ首相、新内閣の陣容発表 閣僚の大半留任

[カイロ 16日 ロイター] - エジプトのメハレブ首相は16日、新内閣の陣容を発表した。投資相に経験豊富なバンカーのアシュラフ・サルマン氏を指名したほか外相や国際協力相が交代したが、閣僚の大半は留任した。
国営紙アルアハラム電子版によると、首相は外相に元駐米大使のサメ・シュクリ氏、国際協力相に大学教授のナガラー・エルアワニ氏をそれぞれ指名。財務、国防、内務、計画、石油鉱物資源、電力・エネルギー、供給、情報などのポストは留任となった。
大半の閣僚が留任となったことで、シシ新大統領はエジプトの政変時に金融支援を行ったアラブ首長国連邦(UAE)から求められている改革を迅速に実行することが可能となる。
シシ新大統領は先週、メハレブ首相に組閣を要請していた。

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