ギリシャ首都アテネが大雪でまひ、公共交通が停止 車は立ち往生

[アテネ 24日 ロイター] - 大雪に無縁なはずのギリシャの首都アテネが24日、2年連続の豪雪に見舞われ、公共交通機関が停止し、航空便も欠航が相次いだ。
観光名所のアクロポリスの丘から南の海岸に至るまで積雪に覆われた。環状道路では何百台もの自動車が一晩中、立ち往生するなどし、軍が出動して食料や水や毛布などを運転手に配った。鉄道とバスも運行を中止した。新型コロナワクチンの接種施設も次々に閉鎖された。
 1月24日、大雪に無縁なはずのギリシャの首都アテネが、2年連続の豪雪に見舞われ、公共交通機関が停止し、航空便も欠航が相次いだ。写真はアクロポリスの丘とパルテノン神殿(2022年 ロイター/Alkis Konstantinidis)
寒波は26日まで続く見通しで、25日はアテネ以外も含めて公共サービスや学校、銀行、生活必需品以外の商店が閉鎖される。
ギリシャのエーゲ航空は24日に大半の便を欠航とした。25日も運航が乱れる見通しで、26日まで影響が続く可能性があるとしている。

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