米アカデミー賞、アマゾンとネットフリックスの作品が初の受賞

米アカデミー賞、アマゾンとネットフリックスの作品が初の受賞
 2月26日、第89回米アカデミー賞授賞式で、アマゾン・ドット・コムとネットフリックスの作品がそれぞれ初受賞。写真はアマゾンの配給作品「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で主演男優賞を獲得したケイシー・アフレック(2017年 ロイター/Lucas Jackson)
[ロサンゼルス 26日 ロイター] - 米ハリウッドで26日に開催された第89回米アカデミー賞授賞式では、米アマゾン・ドット・コムと米動画配信サービス大手ネットフリックスの作品が初受賞した。
これを受け、両社はアカデミー賞受賞を顧客獲得のマーケティングで利用することが可能になる。
アマゾン傘下アマゾン・スタジオの「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(日本公開5月13日)は脚本賞を獲得し、主演のケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞した。アマゾンはサンダンス映画祭で同作品の配給権を取得した。
このほかアマゾンは、米国とカナダで配給したイランのドラマ映画「セールスマン」(同6月)が外国語映画賞に輝いた。
一方、ネットフリックスは、シリアで救助活動を行う人々をテーマにした作品「ホワイト・ヘルメット シリアの民間防衛隊」が短編ドキュメンタリー賞を受賞した。

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