スマブラでゲーム途中に挟む参戦ムービーを作らなくなったのはリークが原因 桜井政博が明かす

「ストーリー主導の作品は大変な時代ですよね……」

※購入先へのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、そちらの購入先での販売や会員の成約などからの収益化を行う場合はあります。 詳しくはプライバシーポリシーを確認してください

ゲーム開発のレジェンドである桜井政博が、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのゲーム途中に登場する参戦ムービーを作らなくなったのは、発売前からネットに公開されてしまうからだと明かした。

「大乱闘スマッシュブラザーズ」の生みの親である桜井は、YouTubeに投稿した動画のなかで、Wii版『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降に参戦ムービーを挟まなくなった理由を説明している。

「『スマブラ』はほかでは見られないコラボをしている企画ですから、その絡みをより具体的に、魅力的に見せることは楽しそうです。また、アドベンチャーモード『亜空の使者』を進めるごほうび、先への期待にもつながると思いまして、それなりのコストをかけ懸命に作ったつもりです」と桜井は語っている。

「だけど、発売する前からネットにバンバン上げられてしまいました。ROMを貸し出した海外メディアがやっていたぐらいで、これではごほうびたり得ません。なので、ゲーム途中で挟まるムービーを作る方針はやめました。ストーリー主導の作品は大変な時代ですよね……」

しかし、こうしたドラマチックな参戦ムービーは、桜井が望んだときに公開できるような形へと変わった。Nintendo Directなどのイベントで参戦ムービーが公開されるようになり、ゲーム内に登場していたムービーの興奮を誰もが楽しめるようになった。

任天堂だけでなくゲーム界のさまざまなキャラクターを紹介する参戦ムービーは、37種類も作られている。これまでに、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の勇者、『ペルソナ5』のジョーカー、『ARMS』のミェンミェン、『Minecraft』のスティーブとアレックス、『ファイナルファンタジーVII』のセフィロスなどが参戦した。

Nintendo Switch版『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』には非常に多くのキャラクターが参戦しており、桜井も「次がないとは言わないが、非常に難しいところまできている」と述べている。

IGNのレビューでは、「史上最高規模を誇る『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』はスマブラ作品として間違いなく成功している」として9点を獲得している。

※本記事はIGNの英語記事にもとづいて作成されています。

※購入先へのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、そちらの購入先での販売や会員の成約などからの収益化を行う場合はあります。 詳しくはプライバシーポリシーを確認してください
In This Article

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

Sora Ltd.. | 2018年12月7日
  • Platform / Topic
  • NintendoSwitch
More Like This
コメント