まめ

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日本語[編集]

名詞:穀物[編集]

まめ, ,

  1. マメ科の植物の実。あるいはその植物。特に、食べられるもの。
    1. 特に大豆
  2. まめのようなもの
    1. 食用の腎臓。特にブタの腎臓は分葉が明瞭である。
    2. 女性の陰核さねクリトリス
  3. 豆知識の略。

発音[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]

名詞:水疱[編集]

まめ

  1. (病理学) 手足などにかたいいものとこすれてできる、ちいさなみずぶくれ。

発音[編集]

翻訳[編集]

類義語[編集]

名詞・形容動詞:忠実[編集]

まめ忠実

  1. こまごまとよくはたらくこと。労をいとわずことに当たること。
    • そんな訳で、奉公したては、旦那が感心するくらい忠実まめに働くのだが、少し飽きてくると、もういたたまれなくなって、奉公先を変えてしまうのです。(織田作之助 『アド・バルーン』)
    • 所が、万事にまめな彼は、忠左衛門を顧て、「伝右衛門殿をよんで来ましょう。」とか何とか云うと、早速隔ての襖をあけて、気軽く下の間へ出向いて行った。(芥川龍之介 『或日の大石内蔵助』)
  2. 悪いところがないこと。また、そのさま。元気健康
    • やっぱり美人画らしく白い顔や腕でも、それは繊弱でなく貴族的でなく、丈夫なまめ快活な笑声、愛嬌ある心の照りが、こまやかな肌のきめに匂っているという風なこのもしさであった。(宮本百合子 『「青眉抄」について』)

発音[編集]

派生語[編集]

対義語[編集]

複合語[編集]

接頭辞 [編集]

まめ, ,

  1. 小さい

古典日本語[編集]

形容動詞[編集]

まめ忠実

  1. 真面目まじめなさま。誠実なさま。
  2. 勤勉なさま。
  3. 実用的なさま。
  4. 丈夫なさま。
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
まめなり まめ -なら -なり -なり -なる -なれ -なれ ナリ活用
-に

派生語[編集]