元関脇・豊ノ島の井筒親方が退職…日本相撲協会発表

元豊ノ島の井筒親方
元豊ノ島の井筒親方
元豊ノ島の井筒親方の現役時代
元豊ノ島の井筒親方の現役時代

 日本相撲協会は4日、井筒親方(元関脇・豊ノ島)の退職を発表した。同日、協会に退職届を提出していた。

 豊ノ島は高知・宿毛高から、体の小さな入門希望者を対象とした第2新弟子検査に合格。170センチほどの身長ながら差し身の良さと鋭い投げで、三役を通算13場所務めた。2020年春場所を最後に現役を引退。同4月に年寄「井筒」を襲名し、時津風部屋付きの親方として後進の指導にあたっていた。

 ◇豊ノ島 大樹(とよのしま・だいき)本名は梶原大樹。1983年6月26日、高知・宿毛市生まれ。39歳。時津風部屋から2002年初場所初土俵。04年夏に第2新弟子検査で初の新十両。同年秋に新入幕。三賞は敢闘3、殊勲3、技能賞4回。金星4個。最高位は関脇で三役通算13場所。得意は左四つ、下手投げ。通算703勝641敗68休。168センチ、155キロ。家族は妻と1女。

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