照ノ富士「歴代の横綱たちと、肩を並べることができた」横綱力士碑の刻名式

「横綱力士碑」にしこ名を刻む照ノ富士(代表撮影)
「横綱力士碑」にしこ名を刻む照ノ富士(代表撮影)

 大相撲の第73代横綱・照ノ富士(30)=伊勢ケ浜=が9日、東京・江東区の富岡八幡宮で、歴代横綱のしこ名が彫られている「横綱力士碑」の刻名式に出席し、自らのしこ名を刻んだ。

 新型コロナ禍のため、昨年7月の名古屋場所後に横綱へ昇進してから1年あまりたっての刻名式。感染対策で一般公開はなく、恒例の土俵入りも実施されなかった。それでも「世の中がこういう状況で、仕方がないこと。歴代の横綱たちと肩を並べることができたと改めて感じた」と語った。

 今月からは約2年8か月ぶりに巡業が再開。横綱として各所のファンを沸かせている。秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)では2場所ぶりの賜杯奪還を狙う。「足を運んでくれるお客さんがいる。お相撲さんの仕事は土俵の上で成績を残して、皆さんを喜ばすことしかできないので、精いっぱい頑張っていきたい」と思いを明かした。

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