ニッポン放送、24日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦を実況生中継…中山雅史、中澤佑二両氏も出演

東京・有楽町のニッポン放送
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 ニッポン放送の檜原麻希社長の定例会見が18日、オンラインで行われた。

 席上、24日にオーストラリアで行われるカタールW杯アジア最終予選・日本―オーストラリア戦を同局が実況生中継(午後5時半~)することが発表された。

 日本代表が7大会連続W杯出場を決める可能性がある試合として日本中のファンが注目する一戦。日本人選手としてW杯史上初の得点を挙げた中山雅史氏、DFとしての代表最多得点記録を持つ中澤佑二氏の生出演も決定。「ドーハの悲劇」「ジョホールバルの歓喜」とアジア最終予選の全てを知り尽くした中山氏、10年南アフリカ大会で日本代表の16強入りに貢献した中澤氏というレジェンド2人が生登場で日本代表に熱いエールを送る形となる。

 これまであと一歩でW杯出場を逃した93年の「ドーハの悲劇」や岡野雅行の延長ゴールデンゴールで初のW杯出場を決めた97年の「ジョホールバルの歓喜」始め日本代表の歴史的瞬間の数々を伝え続けてきたニッポン放送。日本代表は、現在、最終予選B組2位につけており、24日のオーストラリア代表とのアウェイ戦に勝てば、7大会連続のW杯出場が決まる。

 当日の試合前後とハーフタイム中に中山氏の生出演が決定。中継には長年、同局のサッカー中継で解説を担当してきたスポーツライター・金子達仁氏と中澤氏を解説者に迎え、実況は同局スポーツアナウンサーの大泉健斗アナが務める。

 この日、檜原社長は「一つの試合でW杯への出場が確保される歴史的な試合を中継したい」と気合のコメント。テレビの地上波放送はないが、同社長は放送権を持つDAZNに対し、「ストレートにオファーさせていただき、調整していただいた」と放送実現への経緯を説明した。

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