【DeNA】オースティンが左ふくらはぎ肉離れで抹消 今後は三浦監督「分からない」 来季契約オプション球団保有

 
 

 DeNAのタイラー・オースティン外野手が6日、横浜市内の病院で左ふくらはぎ肉離れと診断されたため、登録抹消することになった。三浦大輔監督が「抹消します。病院に行って、左ふくらはぎの肉離れです」と説明した。

 オースティンは、前日(5日)の阪神戦(横浜)の4回の2打席目に捕ゴロに倒れ、5回の守備から退いていた。20打席連続無安打と打撃の調子も落ちており、指揮官は「常に全力プレーをしてくれていますから、調子がいいときも悪いときもある」と説明。「(以前から)違和感を感じていた部分もあった。体の張りとかは常に全力でプレーしている選手だから疲労はあったと思う」と、話した。

 シーズンは残り15試合。16日以降でなければ再昇格は出来ない。今後について三浦監督は「分からないですけど、まず本人は治療に専念するということです」と話すにとどめた。代わりに、細川成也外野手が出場選手登録される。

 来日2年目のオースティンは今季、コロナ禍で来日が遅れたが、4月に入ってチームに合流すると3、4番を打つ主軸として大活躍。6月には打率4割6厘、9本塁打を放って6月度「大樹生命月間MVP賞」に輝くなど、ここまで107試合に出場して、28本塁打74打点、打率3割3厘の成績を残していた。規定打席までも残り4打席に迫っていた。東京五輪には米国代表として出場し、銀メダルを獲得に大きく貢献し、侍ジャパンの脅威ともなった。

 今季、1億1000万円の1年契約を結んでおり、22年の契約オプションを球団が持っている。

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