【阪神】佐藤輝明、球団新人最多更新の23号「もっとホームランを」田淵幸一の記録を52年ぶり更新
スポーツ報知
◆JERAセ・リーグ DeNA5―4阪神(19日・東京D)
阪神・佐藤輝明内野手が田淵幸一(1969年)の球団新人記録を更新する23号を放った。
2点を追う9回、DeNA守護神・三嶋の156キロ直球を捉え、左翼席に運んだ。
前半戦だけで新人左打者最多に並ぶ20本塁打をマークした怪物ルーキーは、17日のDeNA戦(東京D)で同最多を75年ぶりに更新する21号ソロ。さらにプロ初の2打席連発となる22号ソロを放ち、球団新人記録に並んでいた。
偉業を成し遂げたルーキーは敗戦の中でも手応えを口にした。以下は一問一答。
―本塁打を振り返って
「残り1回(1打席)しかなかったんで。特に色々考えることなく、自分のスイングを心がけていました」
―クローザーの三嶋の速球を逆方向へ
「追い込まれてからだったんで、色々頭に入れながらでしたけど、いい本塁打だったと思います」
―この本塁打が23号で球団記録の田淵さんを抜いた
「その記録を超えることができたのはすごい…。しっかり自分のスイングをしてきた結果なんで、すごいうれしいです」
―歴史に名を刻んだ
「そうですね。でもまだこれからもっと積み重ねて、もっとホームランを打ちたいと思っています」
―9回のバックホームも流れを引き寄せた
「捕るのはちょっといきすぎた(前に突っ込んだ)んですけど、その後、落ち着いて、良いボールを投げられたかなと思います」
―20日以降に向けて
「そうですね、負けましたけど、最後すごい粘れましたし。次の名古屋(中日戦)からもいい流れでいけたらいいと思います」