徳重聡、来年の石原プロ解散をもってホリ・エージェンシー所属へ

スポーツ報知
徳重聡

 来年1月16日に解散となる石原プロモーションの俳優・徳重聡(41)が、来年1月17日から、俳優の風間トオル(58)、向井理(38)、女優の吉井怜(38)、波瑠(29)らが所属するホリ・エージェンシーに移籍することが26日、分かった。

 応募者5万2005人の頂点に立った“21世紀の裕次郎”が、約20年在籍した石原プロから、第2の事務所を決断した。関係者によると、移籍決断のきっかけは向井の存在だったという。映画「俺は、君のためにこそ死にゆく」(07年)で、駆け出しだった向井と共演。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜・後8時)でも顔を合わせ、縁を感じたことで、同事務所への移籍を決めた。

 石原プロが来年3月末に俳優マネジメント業務を終了することを発表した後、徳重は「どこであろうと、俳優として行うことは同じ」と移籍に前向きではなかったが、年の近いライバルの存在が、新天地へ踏み出す後押しとなった。

 “第2の石原裕次郎”の爽やかな好青年のイメージだけでなく、TBS系日曜劇場「下町ロケット」(18年)で癖の強いエンジニアの軽部真樹男役を怪演するなど、石原プロ切っての演技派。事務所関係者は「色んな役を演じることができる。年齢も重ねて、脂の乗った素晴らしい役者です」と絶賛している。

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