日清食品G陸上部の白水特別強化担当と高瀬主将が退部

スポーツ報知
高瀬無量

 ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)優勝2回などを誇る強豪の日清食品グループ陸上部は31日、特別強化担当の白水昭興氏(77)と主将の高瀬無量(むりょう、31)が退部することを発表した。昨年1月に活動を大幅に縮小したチームは、同年9月に行われた東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を持つ佐藤悠基(33)と村沢明伸(29)を含む4人の選手が所属していた。

 高瀬は山梨学院大時代に4年連続で箱根駅伝に出場し、1年5区6位、2年5区22位、3年2区7位、4年2区15位。卒業後は日清食品グループに進み、ニューイヤー駅伝などで活躍した。16年から主将。1日の東京マラソンに出場し、2時間14分20秒の55位だった。

 ◆日清食品グループ陸上競技部 1995年、日清食品陸上競技部として創部。2004年アテネ五輪男子マラソン6位の諏訪利成をはじめ5選手が所属選手として五輪に出場した。08年に現チーム名に変更。ニューイヤー駅伝優勝2回(10、12年)。東日本実業団駅伝優勝6回(02、06、07、09、11、16年)。

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