木南晴夏、加藤シゲアキ主演「金田一耕助」にチャキチャキの仲居役で出演 石橋蓮司、泉谷しげる、中尾ミエら脇固める

スポーツ報知
「悪魔の手毬(まり)唄」に出演する(上段左から)渡辺大、木南晴夏、岡田義徳(下段左から)中尾ミエ、石橋蓮司、泉谷しげる(C)フジテレビ

 NEWSの加藤シゲアキ(32)が主演するフジテレビ系スペシャルドラマ「悪魔の手毬(まり)唄~金田一耕助、ふたたび~」(21日、土曜・後9時15分)のキャストが新たに発表され、木南晴夏(34)、岡田義徳(42)、渡辺大(35)、泉谷しげる(71)、石橋蓮司(78)、中尾ミエ(73)が出演することが分かった。

 金田一シリーズは、日本探偵小説史をけん引し続けたホラーミステリー小説界の巨匠・横溝正史氏が生んだ作品の中でも“本格ミステリーのバイブル”として圧倒的人気を博し、昭和、平成と時代を超えて幾度となく映像化されてきた不朽の名作群。

 木南は金田一耕助(加藤)が身を寄せる温泉宿・亀の湯の仲居・お幹(おみき)を演じ、宿を訪れた金田一の接客に当たる。根っから明るい性格で、亀の湯のおかみ・青池リカ(寺島しのぶ)や、リカの息子の歌名雄(かなお/小瀧望)、娘の里子(さとこ/大野いと)とも良好な関係を築いている。

 話し上手で交友関係の広いお幹は村の人間関係を熟知しているため、金田一は、そんなお幹から20年前に起きた凄惨(せいさん)な殺人事件のことや、仁礼家と由良家の対立のことなど、事件のヒントとなる情報を入手していくことになる。

 岡田は惨劇の幕を開くきっかけを作ってしまう国民的スター歌手・大空ゆかり(中条あやみ)のマネジャー、日下部是哉。20年前に起きた惨劇により命を落としてしまう青池源治郎を渡辺大。源治郎の検視に当たった村の医師・本多(ほんだ)を泉谷しげる、鬼首村(おにこうべむら)の庄屋で道楽三昧(ざんまい)な老人、多々羅放庵(たたら・ほうあん)を石橋蓮司が、さらに、村に伝わる“手毬唄”の歌詞を知る数少ない老人、由良五百子(ゆら・いおこ)を中尾ミエが演じる。

 歌詞になぞらえて起きる連続殺人事件を食い止めるためには五百子に歌詞の続きを聞くほかないが、一筋縄ではいかず…。さまざまな人間の思惑が交錯する中、金田一は凄惨(せいさん)な難事件を無事解決できるのか? 豪華俳優陣が、あくの強い重要キャラクターとして続々と登場する。

 ◆あらすじ

 岡山と兵庫の県境にある鬼首村では由良家(ゆらけ)と仁礼家(にれけ)という、2つの名家が対立していた。岡山県警警部・磯川常次郎の依頼を受け、金田一(加藤)はその村にある亀の湯という温泉宿を訪れる。そこの女主人である青池リカ(寺島)は、20年前に起きた悲惨な事件によって夫の源治郎を亡くしていた。そしてその犯人、恩田幾三はいまだに行方不明だという。ある日、鬼首村出身の人気歌手、大空ゆかり(中条)が帰郷するということで村中が活気づく中、リカの息子、歌名雄(小瀧)の婚約者である由良泰子(菅野)が滝つぼで死んでいるのが発見され…。

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