【DeNA】ラミレス監督 捕手・戸柱を2回途中で交代「何かを変えないといけないと思った」

スポーツ報知
2回2死一、三塁の場面で交代を告げられベンチへ戻る戸柱(カメラ・豊田 秀一) 

◆広島8―1DeNA(12日・マツダ)

 DeNAは序盤4回までに6失点し完敗。3カード連続の負け越しで借金はワーストの11まで膨らんだ。今季が就任4年目のラミレス政権下での借金ワーストは昨年の13。

 ラミレス監督の思い切った采配も勝利にはつながらなかった。4点のリードを許した2回1死一、三塁。指揮官は捕手の戸柱を伊藤光に交代した。イニング途中、しかも序盤で投手と一緒にではなく、捕手だけ交代するのは異例と言える。

 指揮官は「やはり流れが完全に広島にいっていたので何かを変えないといけないと思った」と説明した。

 ここまで4失点していた戸柱の配球も交代の理由かと聞かれ「(2回1死三塁で)投手のアドゥワの打席で2ストライクから簡単に高めの直球」と指摘。「何とか勢いを止めるために捕手を代えた」と話した。

 試合前には今季2度目のスタメンに抜てきした戸柱について「マツダでの成績がいいから」とバットに期待を寄せていたが、わずか1打席だった。

 その後、5回に代わった伊藤光が左翼席へソロを放ったが、奪った得点は1点のみ。救援陣も広島打線の勢いを止められず計8失点。4月は10連敗、5月は5連敗と大型連敗が続き、ストップしても浮上のきっかけがつかめない。

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