地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。
"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
1987年7月11日に世界の人口が50億人を突破したことから、この日は「世界人口デー」と定められています。
この記念日は、国連人口基金(UNFPA)の推定した全世界の人口推移にもとづいて決められており、ユーゴスラビアで生まれたマテイくんが50億人目の赤ちゃんに認定されています。
ちなみに、現在の世界の人口は77億と見積もられており(国際連合世界人口推計2019年版(要旨)より)、30年間で約1.5倍超に増加したことになります。今後、世界の人口はどこまで増えていくのでしょうか?
国連人口基金の見積もりによれば、2100年には90億人を突破しますが、その後2300年まではほぼ横ばいで推移するそうです。
気になる日本人口、将来は? photo by iStock
いったいどうやってこんな見積もりができるのか不思議だと思いませんか?
じつはその背後には「統計」の考え方が隠れているんです。
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