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ヨドバシアキバ、PS5店頭販売で警察が出動する騒ぎに

1月30日販売

価格:
49,980円(税別、PS5)
39,980円(税別、Digital Edition)

 1月30日、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaにおいて、プレイステーション 5の店頭販売を求めて多くの購入希望者が殺到し、売り場は混乱、ついに警察が出動する騒ぎとなった。偶然その場に居合わせた多くの来店者がその混乱ぶりをSNSで報告している。

 騒動が発生したのは1月30日のヨドバシアキバ開店直後。PS5の店頭販売を期待して開店前から多くの購入希望者が列を作り、開店と同時にゲーム売り場に殺到。もみくちゃになるレベルの混乱となり、カウンターは破損、結局PS5の販売は行なわれず、警察が出動する事態となった。

 ヨドバシカメラは、2021年に入ってオンラインでの抽選販売を止め、店舗でのゲリラ販売に切り替えている。販売タイミングは完全にランダムだが、週末が多く、新宿や秋葉原、梅田など、大型店舗ほど頻度が高い。この結果、週末にゲリラ販売を期待して大型店に並ぶ購入希望者が加速度的に増えていった。

【店舗販売に切り替えたヨドバシカメラ】
元旦販売を実施したヨドバシカメラ西口本店の様子

 また、ゲリラ販売では転売目的の購入を避けられないため、最近ではヨドバシカメラのクレジットカード「ゴールドポイントカードプラス」会員限定にすることも増えているが、今回は条件なしだったことから、余計に購入希望者が殺到することとなったようだ。

 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下でのこの騒動は、ヨドバシカメラのゲリラ販売に一石を投じることとなりそうだが、根本問題は、PS5の供給がまったく間に合っていないことにある。プラットフォーマーにはぜひ早いタイミングで潤沢な供給が可能な体制を整えて貰いたいところだ。