国内映画ランキング : 2006年12月16日~2006年12月17日

映画ランキング : 2006年12月19日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2006年12月16日~2006年12月17日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 1

硫黄島からの手紙

配給:ワーナー

丸の内ピカデリー1ほか 松竹・東急系 2
2

劇場版どうぶつの森

配給:東宝

お台場シネマメディアージュほか東宝系 1
3

エラゴン/遺志を継ぐ者

配給:フォックス

日劇1ほか東宝系 1
4 2

武士の一分

配給:松竹

丸の内ピカデリー2ほか 松竹・東急系 3
5

劇場版 BLEACH ブリーチ

配給:東宝

有楽町スバル座ほか 東宝系 1
6

ライアンを探せ!

配給:ブエナビスタ

丸の内プラゼールほか 松竹・東急系 1
7 4

NANA2

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 2
8

犬神家の一族

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 1
9 3

007/カジノ・ロワイヤル

配給:ソニー

サロンパス・ルーブル 丸の内ほか松竹・東急系 3
10 5

デスノート/the Last name

配給:ワーナー

渋谷東急ほか 松竹・東急系 7

※ファーストラン時点

「どうぶつの森」が2位、「エラゴン」3位、「犬神家」は8位

この週末は大小15作品以上の正月映画が封切られたが、首位は「硫黄島」で順当にV2。数字的にも他作品より頭一つ抜けている。そして、新作は5作品がランクイン。まず、2位にデビューしたのは「どうぶつの森」。ニンテンドーDSのゲームの映画化だが、これがこの位置で飛び出すとはちょっとしたサプライズ。2日間で興収2億4000万円強を稼ぎ出し、この正月のダークホースに。最終的には、15億円以上稼ぎそうな勢いだ。続く「エラゴン」は、2日間で興収およそ2億5000万円。興収では2位なのだが、動員で「どうぶつの森」を下回ったため3位に。トータルでは20~25億円ぐらいの商いか。5位の「BLEACH」は、2日間で興収約1億4200万円、こちらはトータルで10億円ぐらいであろう。6位にはディズニーの「ライアンを探せ!」。こちらは数字がないのだが、恐らく1億2000~3000万円ぐらいだろう。そして、「犬神家の一族」はまさかの8位。2日間での興収が1億3200万円ほどなので、トータルでは15億円ほどか。ということで「犬神家」は思いがけず低い順位からのデビューとなったが、「どうぶつの森」で帳尻を合わせてしまうところが東宝の凄み。今週は、トップ10に4作品を送り込んでいる。

2006年12月19日更新 駒井尚文

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