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- 佐竹 健治
- 活断層研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Numerical simulation of tsunami in Lake Toya potentially generated by collapse of Mt. Usu.
- ウス カザン ノ サンタイ ホウカイ ニ ヨル トウヤコ ノ ツナミ シミュレーション
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抄録
有珠火山の山体崩壊によって洞爺湖で発生する津波のシミュレーションを行った.崩壊した山体の流入開始後5 分以内で津波第1波は対岸に達する.金比羅山(体積 0.025 km3)が崩壊し,その全体積が2分間で洞爺湖に流入したとき,津波の高さは月浦付近で最大15 m,北西岸や南東岸の壮瞥付近で10 m以上,北岸の洞爺町や東岸の仲洞爺で 5 m程度となる.継続時間が5分間だと月浦で 5 m,他の湖岸で 2 m程度と小さくなる.四十三山(体積 0.013 km3)の崩壊の場合,継続時間が2分間だと,月浦・壮瞥温泉・壮瞥滝付近で10 m近く,洞爺町や仲洞爺では 2 - 3 mとなる.継続時間が5分間の場合は,月浦では5 m 程度だが,他の湖岸では1 - 2 m程度と小さくなる.北外輪山の崩壊など,さらに大きな体積が洞爺湖に流入すると,湖面水位が恒久的に上昇し,それによる被害が大きくなるであろう.
収録刊行物
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- BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN
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BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 52 (4-5), 241-244, 2001
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205196655616
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- NII論文ID
- 130004935427
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- NII書誌ID
- AA11587519
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- ISSN
- 2186490X
- 13464272
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- NDL書誌ID
- 6064564
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可