昨日、NHK『今夜も生でさだまさし』に出演させていただきました。
さだまさしさんの大ファンの母親の影響で、小さな頃からさださんの曲を聴いて育ち(子守唄は「無縁坂」でした。笑)母親は私が21歳の時に病気で亡くなってしまったのですが、それまで何度も母親と一緒にコンサートを観に行っていました。
学生時代は、サッカー選手になる夢を抱いて練習に明け暮れる日々の中で、さださんの曲に何度も何度も支えられ励まされてきました。15歳の時、サッカーの試合中に靭帯を切る大怪我をし、サッカー選手になる夢が断たれ…サッカー推薦で行ってた高校も辞めなくては行けなくなり…その行き場のない気持ちを当たり散らし、不良の道へと行きそうになった時、母親がこの曲聞きなさいと、さださんの『不良少女白書』を教えてくれました。当時素直になれず母親ともろくに口も聞いてなかった私ですが、この曲を聴いた時『まるで私の事を歌ってくれている!』と思うほど歌詞が私の心情とリンクしていて何度も何度も聴き直し、不良になるのを辞めて、16歳でお笑い芸人になりました。特に不良少女白書の歌詞の中で好きな部分は『少し若さに思い上がり、転がる方が楽だと覚え、本当はとても優しいくせにすねて見せるだけの意地っ張り』のところで、その歌詞は母が私によく言ってくれていた事と同じで、素直に母の言う事を聞けなかった私ですが、さださんの歌ではすんなりと受け入れる事が出来、母の想いを改めて知りました。
芸人になるのが正解だったかはいまだに謎ですが(笑)芸人になって15年。良い事よりも辛い事の方が多かった15年で、何度も心が折れ…逃げ出したくなる時もありましたが、いつかこの世界でさださんと共演して『さださんの曲で人生救われました。』と伝えられたらと思い、一つの目標として今まで頑張ってきました。本当それだけが心の頼りで、私の中でさださんはそれほど大きな存在でした。
先月マネージャーさんから電話で生さだの出演が決まったと教えてもらった時は電話越しで泣いてしまい、ここ一か月、夢なんじゃないかドッキリなんじゃないかとずっとそわそわしていました。(まぁ無名の私にドッキリかけるやつがどこにいるのか…という話なのですが。笑)正直、生放送場所の姫路城に着いたぐらいから緊張し過ぎて記憶が曖昧なのですが(笑)こんな素晴らしい機会を作って下さったスタッフさんにはなんとお礼を言えばいいか分かりません!本当にありがとうございました!さださんにお会いする事が出来て、夢って叶うんだなと30歳を過ぎて初めて実感しました。
しかも、番組終了後、さださんが、
そして今回、井上さんと住吉さんと画伯にもお会いする事が出来て、生さだファンとして幸せなひと時でした!しかも打ち上げまで参加させて頂き、最高の一日になりました!ありがとうございました!
(ちなみに画伯のお焚き上げ写真は今年一番笑いました。笑)
これからもっともっと頑張らなくていけません。またいつかさださんにお会い出来る日があったら『成長したね!』と言ってもらえるよう頑張りたいと思います!!私、やったるぞーー!!!!
そして今日はドキドキして眠れず…、
徹夜明けで、2本ライブです!