Foundation stone 礎石 .

     (11)鈍ら筋


 鈍(なまく)ら筋とは、相手の捨て牌が筋心牌でないときの表筋、すなわち相手の捨てに対する47捨てに対する58捨てに対する69捨てに対する14捨てに対する25捨てに対する36を云う。

 また鈍ら筋のうちでも外側の牌、つまりに対するに対するに対するに対するに対するに対するを、特に「遠い筋」と呼ぶ。では1捨てに対する47などが鈍ら筋や遠い筋だとして、それがどうした、なにが言いたい(笑)

 が通っているからといって4・7が通るとは限らない、な〜んて事は分かりきった話。ではリーチ者の捨て牌にがあり、こちらはどうしてもを切りたいと言うとき、一般的にはが切り出されるケースが多い。

 どうせ47が通っていなければ危険度は同じ。しかしなんとなく筋心牌は避けておこう、あるいは外側の牌の方が少しでも安全そうという心理による。しかしこのケース、リーチ者に対する危険性だけを考えるならば、よりを打った方が安全度が少しは高い。

 が捨てられている以上、少なくとも相手には14待ちという両門は無い。有るのは、47待ちか、4477。単独のアタリとしては、4 or 7の単騎・嵌張。細かく云うなら○○44 or ○○77という双ポン聴。そして47の両門、または4477であれば、でもでもどっちみち当たる。嵌張・単騎の話であれば、でもでも条件は同じ。

 しかしにはもう一つ、89の7、すなわち辺張という待ちがある。鈍ら筋の状況では単純に云って、その分だけで放銃となる確率が高くなる。おまけに辺7で放銃すれば、とうぜんそこは789という面子になる。これがまた789の三色になっているケースが多いのだ・・・(i_i)

 そりゃ確かに345でも456でも、4の絡んだ三色はある(1を切っている以上14待ちは無い。そこで4で放銃となる234の三色はない)。しかしそれを言うなら7だって567や678の三色がある。しかしにはプラス789の三色がある。

 さらに789・123の三色は、統計など取ったことはないから断言できないが、たぶん中三色に比べ発生頻度が高い。その理由は1と9の壁にあるのだろう。この壁によって、123,789の三色は、他の三色より意識的に作りやすい。

 さらに「4は真ん中だから少しでも端の方を」と思って7を切り、辺7待ちに放銃するとショックも大きい。。。(+。+; 放銃する確率が高いうえに役になる確率も高いとなれば、どう考えても4を切った方が気持ちもいい?。というわけで、なまくら筋では真ん中を打つ。

 これは相手の捨て牌に2または8がある場合も同様で、どうせ58、または25は無筋であるから、相手が58、25の両面待ちならどのみち当たる。しかしここでもやはりサンシキが問題。2がらみのサンシキは123,234の2パターン(8がらみも同様)。しかし5がらみは3パターン。となればサンシキへの放銃も、2切りの方が確率が低いような気がする。

 しかしこれが落とし穴。1と9という壁により、実は123・789のサンシキは意外に発生しやすく、嵌2・嵌8の待ちは結構ある。そこで58または25、どちらを切るかで困ったら、これもいっそのこと中筋の5を切っていった方がいいくらい。

 でもね、3切れに対して6・9のどちらかというときは6、7切れに対する1・4どちらかというときは基本的に1を切ったほうがいいみたいだよん。

おまけ
 鈍ら筋とは関係ないけど。
 自分が五筒八筒 のどちらかを切ると云うとき、場に五筒 が3枚見えていれば、相手の手牌に六筒六筒七筒七筒八筒という形はあっても、五筒六筒六筒七筒七筒という形はない。そこでこの場合五筒 を切れば、少なくとも五筒六筒六筒七筒七筒のイーペーコーに放銃することはない。同じ伝で、四筒七筒のどちらかを切るというとき、場に四索四萬 が4枚見えていれば、がらみのサンシキは無い。そこでこの場合 四筒を切れば、少なくともがらみのサンシキに放銃することはない。

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