オセロ中島&松嶋“不仲説”の真相…コンビ解散?それとも復活?

2012.03.09


中島(左)と松嶋の「オセロ」だけでなく、女性コンビにはそれぞれの事情がある【拡大】

 女性霊能師の元を離れ“脱洗脳”へスタートを切ったお笑いコンビ、オセロの中島知子(40)。相方で育児休業中の松嶋尚美(40)はブログで中島にエールを送っているが、コンビの今後はどうなるのか。

 中島は現在、自身のリハビリと、滞納を重ねたマンションの賃料という2つの大きな問題を抱えている。裁判の判決では損害賠償も命じられた。脱洗脳プログラムは専門家が行うが、背負った負債は事務所がサポートするとはいえ、いずれは自分で返済することになる。

 そのためにも遅かれ早かれ仕事を再開することになるが、「再びコンビとしてやっていけるのか」がひとつの焦点となる。

 演芸評論家の高山和久氏は、「女流漫才は、芸を仕事と割り切れず、お互いプライドが高い。私生活に対してもライバル心を燃やすことが多い。プライベートで仲が良すぎるコンビも、ささいなことから解散の危機に陥りやすい」と、過去の例から指摘する。

 中島と松嶋は松竹芸能のタレント養成所に在籍中から大の仲良しとされる。だが、松嶋の独立をきっかけに不仲説が伝えられていた。

 松嶋は、中島の脱出を機に更新したブログでこう綴っている。

 「正直、いつのころからか、しゃべらなくなりました。女同士によくある厄介な関係…ぐらいに思ってました」

 「その後心配になってきて、2度ごはんに誘ったけど、実現しなかった。腹が立ってきて、距離をおきだしました」

 結局、それは中島の洗脳が理由と分かり、松嶋は改めて中島への信頼感を表明しているのだが、一度亀裂が入ったことには変わりはない。

 高山氏は「オセロの場合、先に中島の人気が出たが、後に松嶋が逆転した。その人気格差に、松嶋の結婚、出産と“女の幸せ”が輪をかけ、中島のプライドの高さが不安感を呼び起こし、そこを巧妙に第三者に利用されたのだろう」とみる。

 オセロの事務所の先輩で1980年代に女流漫才ブームを呼んだ「春やすこ・けいこ」は、けいこが、おぼっちゃま漫才でおなじみの横山たかし・ひろしのひろしと結婚。出産を機にコンビを解消している。

 一方で、“関東のオセロ”と呼ばれていた「北陽」は、虻川美穂子(37)と伊藤さおり(37)がそれぞれ結婚した後もコンビを続行している。

 グラビアアイドル出身の「パイレーツ」は浅田好未(32)と西本はるか(33)が胸を強調する「だっちゅーの」が98年の新語・流行語大賞を受賞するほどブレーク。だが西本が「女優を目指す」と脱退。浅田は新たな相方と新生パイレーツを組んだが、再度解散した後、結婚している。

 女性コンビにとって、双方の結婚が及ぼす影響は小さくないようだ。

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