エンケン低音の魅力…「JIN」渋いナレーションの正体は?

2009.11.04

 大沢たかお(41)主演で、幕末にタイムスリップした脳外科医が人々を救いつつ自身も激動の歴史に巻きこまれていくストーリーで話題のTBS系日曜ドラマ「JIN−仁−」。秋の連続ドラマの中では視聴率20%をうかがう好調ぶりだが、意外なところでも視聴者の反響の声があがっている。

 「提供スポンサーを読むナレーションは誰?」

 ドラマファンのインターネットの書き込みや質問サイトに素朴な疑問が相次いでいる。これに対し、「エンケンさんでは?」と指摘するファンも。エンケンとは俳優、遠藤憲一(48)のこと。映画、ドラマで眼光鋭い個性派演技でおなじみ。

 ところが、「JIN」のドラマ本編には遠藤は出演していない。そこで遠藤の所属事務所を直撃すると、「確かに遠藤が担当しています」と、あっさり認めた。

 「番組の告知スポットのナレーションを行っていて、引き続き本編でも提供ナレーションを担当させていただいています」(所属事務所)。

 特に秘密にしていたわけではなく、独特の渋い低音を生かしナレーターとしても映画の予告編やテレビ番組予告編で引く手あまたなのだ。

 遠藤の演技の方では、この秋、フジテレビ系「不毛地帯」(木曜午後10時)のほか、NHKの土曜ドラマ「外事警察」(14日スタート、午後9時、全6回)に出演する。

 東京都出身の遠藤は劇団を経て、崔洋一や三池崇史らクセのある映画監督の下で鍛えられ、台頭。今や声に演技に八面六臂の活躍ぶりだ。

 

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