追突よサヨウナラ!? ボルボが新しい安全技術を国内導入

2009.06.03 自動車ニュース webCG 編集部

追突よサヨウナラ!? ボルボが新しい安全技術を国内導入

ボルボ・カーズ・ジャパンは、極低速での追突事故を未然に防ぐ安全技術「シティセーフティ」を新型SUV「XC60」に搭載し、今夏日本に導入する。

シティセーフティは、低速走行時の追突を未然に回避、もしくは追突ダメージを軽減させようというボルボの新しいセーフティシステムだ。

ルームミラー前方に備わるレーザーセンサーで前方の障害物を検知。追突の危険性が極度に高まってもなお「ドライバーに停止の意思無し!」と判断されれば、システムが自動的にエンジン出力を抑制しブレーキをかける。
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障害物や前方を走るクルマなどとの速度差が15km/h未満の場合は、追突を未然に回避でき、15〜30km/hでも追突のダメージを軽減できるという。
類似のプリクラッシュセーフティシステムには、過去にもスバルの「アイサイト」などがあるが、今回のシステムは、最終的な停止手続きをドライバー任せにせず、場合によっては未然に車両を止めてしまうというのがミソだ。

このたび、新たに国土交通省の認可を取得。今年8月下旬に日本デビューが予定される「XC60」の標準装備として、ユーザーの身(と財布)を守ることになる。

(webCG 関)

2009年8月下旬に日本デビューが予定されている「ボルボXC60」。
(写真は欧州仕様車)
2009年8月下旬に日本デビューが予定されている「ボルボXC60」。
(写真は欧州仕様車) 拡大

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