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紀の川市貴志川町の養鶏農場で高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、県の対策本部は17日午前8時から、同市貴志川町井ノ口の市有地(約6000平方メートル)で、殺処分した鶏の埋却処分を開始した。前日掘った深さ5メートルの穴に、作業員が袋詰めにした鶏をクレーンで運び込んでいる。
対策本部によると、同日午前9時現在、発生農場の家きん約12万羽のうち約7万羽の殺処分を終えており、午後8時ごろに全羽の殺処分が終了する予定。
また対策本部は16日、発生農場から半径10キロ以内にある農場11戸と、発生農場と取引があった1戸を対象に立ち入り検査を実施。いずれも臨床検査では特に異常がなかった。血清抗体検査、ウイルス分離検査の結果は2日後に判明する。
県紀北家畜保健衛生所で検査していた鳥はより詳しく調べるため、茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所に送った。
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