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「東北大学ビジョン2030」を発表しました

本学の大野総長は、2018年11月27日(火)に記者会見を開き、2030年に向けた東北大学のあるべき姿(ビジョン)と、その実現を目指した中長期の方針(重点戦略)や具体的なアクション(主要施策)を定めた「東北大学ビジョン2030」を発表しました。

ビジョンの全体を貫く東北大学の使命(ミッション)として、研究第一、門戸開放、実学尊重という建学からの伝統的理念を掲げ、指導的人材の育成や卓越した研究成果の創出に取り組むとともに、「伝統校」に甘んじることなく「先導校」としての大胆な挑戦を行っていくことで、建学以来の理念を高次元で達成することを目指しています。

具体的な方向性としては『教育』『研究』『社会との共創』『経営革新』の4つを柱とし、それらを実践する19の重点戦略を定めています。

そのうちの『教育』では、変革期に生きる学生のための新たな全学教育プログラムとして、「東北大学挑創カレッジ」を2019年度より開講します。新時代に求められる知識・能力を習得することを目的に、主に1、2年生を対象とした①グローバルマインドセット、②AI・データスキル、③アントレプレナーシップに関する実践的教育を通して、学生の「挑戦する心」に応え、大きく伸ばします。

また、『研究』では、すでに本学が世界最高のポテンシャルを有する「材料科学」「スピントロニクス」「未来型医療」「災害科学」の4領域を選定し、重点的に整備を推進。さらに、次世代放射光施設などの大型研究施設を積極的に活用し、最先端研究に最適なグローバルイノベーションキャンパスの創造します。

『社会との共創』では、個別企業と個別研究者との小規模な共同研究による従来の産学連携のあり方を見直し、大学を核として、異分野の多企業が参画するB-U-B(Business-University-Business)型産学連携モデルを構築することを目的に、「東北大学オープンイノベーション戦略機構」の創設を掲げました。2018年12月に活動をスタートし、医薬品や材料科学などの分野で共同開発を推進。2030年までに、産学連携による収入を現在の5倍となる165億円へ拡大させることを目標としています。

当日資料

問い合わせ先

東北大学総長・プロボスト室
TEL: 022-217-5009
E-mail: skk-staff*grp.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください。)

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