人間と火山の関係
岩手山は生きているんじゃ。今は眠っておるが、いつかは目をさますかもしれんぞ。
 
岩手山は昔から、
みんなのシンボルとして親しまれています。

岩手山は、盛岡から北西の方向に15kmのところにあります。高さは2,038mで岩手県で一番高い山です。見る角度によっては富士山に似ていることから「南部富士」「南部片富士」などとも呼ばれています。また、1,000年以上前から、「岩鷲山」(がんしゅうさん)と呼ばれ、神様が住んでいる山として、うやまわれてきました。このように、昔から人々に親しまれてきた岩手山は、今までに何度も噴火したことのある活火山です。(約10,000年の間に噴火したことのある火山を活火山という)記録によると、1686年の大噴火では、そのはげしさは山の形がかわるほどだったといいます。時として火山は、噴火すると人々にたいへんな被害を与えることがありますが、岩手山は昔から神様として、また今では岩手県のシンボルとして、どっしりそびえたっているのです。(参考資料:日本の名山)
     

 
みんな知ってる?
・日本の代表的な火山
西側(八幡平山頂)から見た岩手山。写真の上の方にむかって峰がつらなっています。 北側から見た岩手山。山すそに見えるのは東八幡平温泉郷です。
南側から見た岩手山。手前には小岩井農場があります。 東側から見た岩手山。まん中の少し下に見える黒い部分が焼走り溶岩流です。
 

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