TBS捏造否定も「ピラミッド・ダービー」“不適切な演出”認めた

[ 2016年6月28日 06:35 ]

 TBSのバラエティー番組で一部の演出に捏造(ねつぞう)があった問題で、同局広報部は27日、「行き過ぎた編集があった」とコメントし、不適切な演出だと認めた。

 問題があったのは、19日に放送されたクイズバラエティーの「ピラミッド・ダービー」。出演した顔相鑑定士の池袋絵意知氏が、放送後に収録時と内容が違うことを指摘。TBSなどによると、池袋氏は双子を見極める対決に解答者として参加。最終問題まで解答したにもかかわらず、放送では池袋氏が途中で「脱落」し、参加したはずの問題の放送部分ではCG処理で姿を消された。

 TBSは「演出の一環のつもりでしたが、池袋氏への説明や了解を得ることなく、脱落として姿を消すなど、行き過ぎた編集がありました」と不適切な演出を認めた。最終的な対決の結果は変えていないことから、「捏造ではない」とした。

続きを表示

2016年6月28日のニュース