女子１００で福島が初優勝／丹野も初Ｖ、金丸は２位

　【広州（中国）共同】陸上のアジア選手権第2日は11日、中国の広州で行われ、女子100メートル決勝で福島千里（北海道ハイテクAC）が向かい風1・0メートルの条件下、自身の日本記録まで0秒03と迫る11秒27の好タイムで初優勝した。男子100メートル決勝の塚原直貴（富士通）は10秒32で中国選手に敗れ、2位だった。

　女子400メートル決勝では丹野麻美（ナチュリル）が53秒32で初優勝し、男子400メートルの金丸祐三（法大）は46秒60で中国選手に敗れて2位。女子100メートル障害決勝は寺田明日香（北海道ハイテクAC）が13秒20で2位。

　男子棒高跳びの沢野大地（千葉陸協）は5メートル45で3位、女子ハンマー投げの室伏由佳（ミズノ）も3位だった。