補助金私的流用、財布を置引き…あきれた教諭、講師を免職処分 大阪府教育庁

 大阪府教育庁は16日、部活動の合宿先となった自治体から交付された補助金を私的流用したとして府立阿武野高校の男性教諭(61)を、財布を置引きしたとして泉大津市立条南小学校の男性講師(26)をそれぞれ懲戒免職とするなど、計10人の懲戒処分を発表した。

 府教育庁によると、61歳の教諭は、顧問をしていたバスケットボール部の合宿地となった福井県おおい町から平成27年8月に16万3500円の補助金を受け取り、うち12万4891円を私的に使用した。

 26歳の講師は、大阪市北区のパチンコ店で別の客の財布を置引きしたとして、今年7月、大阪府警に窃盗容疑で逮捕された。

 また、府立難波支援学校で高等部の生徒が体罰を受けた問題で、今年4〜6月に生徒への体罰や不適切な言動をした男性実習助手(51)を停職3カ月とした。

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