関空に新たな駐機場 LCC大型機対応
更新 sty1603150015関西空港2期島に格安航空会社(LCC)専用の新たな駐機場が完成し、15日、報道陣に公開された。31日から運用を開始する。大型機が利用可能な広さで、新関西国際空港会社は中長距離のLCCの参入を期待している。
新関空会社によると、新駐機場は2017年3月完成予定の第3ターミナルに設置。関空を拠点とするLCCピーチ・アビエーションが使用する第2ターミナルに隣接している。15日は第3ターミナルの工事風景も公開された。
新駐機場は大型機6機が同時に利用でき、ピーチが使用するエアバスA320などの中小型機なら11機が駐機可能。第3ターミナル完成までの間は主にピーチが使用し、バスで乗客を運ぶ。完成後は関空の拠点化を発表した中国のLCC春秋航空も利用する。
新関空会社は「急増するLCCや訪日外国人の需要に柔軟に対応したい」と話している。