2011年9月15日
「バリアブルフロントエンドサービス」の概要
大日本スクリーン製造(株)(京都市上京区)のメディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニー(青木克彦社長)は、クラウドコンピューティングを活用し、Webブラウザーだけでバリアブル印刷によるダイレクトメールなどの制作を実現する「バリアブルフロントエンドサービス」を開発した。
IGASで初公開される同サービスは、複雑なバリアブルデータの作成と出力を最先端のクラウド技術を駆使して行うもの。One to OneのバリアブルDMを取り巻く広告主、制作会社、印刷会社それぞれが抱える課題を解消する。広告主は、顧客データを活用した効果の高いバリアブルDMを小ロットから簡単に発注できるようになり、制作会社は高額な専用ソフトウエアが不要で、デザインテンプレートとバリアブル要素との関連付けにより、デザイン力を生かしたデータ制作を容易に行うことができる。さらに印刷会社では、セキュリティー体制や特別なシステム構築を考慮することなく、印刷業務に特化した運用により、インクジェット印刷機や各社プロダクションプリンターなどのオンデマンド印刷機を活用したバリアブル印刷ビジネスを手掛けることができる。