人気グループ・SMAPの草なぎ剛が主演する来年1月スタートの関西テレビ制作・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜 後9:00)の追加キャストが2日、発表された。同ドラマは、草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公・一ノ瀬浩一が、天才的な詐欺師となって復讐をはたそうとする痛快エンターテインメント。浩一と敵対する会社社長・二科隆には藤木直人、浩一の相棒の詐欺師・十倉ハルカに水原希子、隆の妹で女医の楓に山本美月が決定。復讐の裏側で2人の女性とそれぞれ運命的な出会いを果たす浩一だが、予想もつかない恋愛感情に翻弄（ほんろう）され、禁断の三角関係を繰り広げる。

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　このほか浩一に利用される隆の兄・晃に安田顕、浩一が絶大な信頼を寄せる児童養護施設経営者・三瓶守には、草なぎドラマ常連の大杉漣、元引きこもりの詐欺師見習い・カズキにはSexy Zoneの菊池風磨、詐欺師仲間で浩一にとって兄貴分・百田ユウジにはマギーなど個性的なキャストが脇を固める。

　初共演にして2人のフレッシュな女優たちに挟まれることと草なぎは「とてもきれいでかわいくて焦っちゃいますね（笑）。テレビの印象だと、お二人とも若い方のカリスマ的存在で、新しい時代を背負われている方なので、長年やってきた僕も新鮮に感じることが多いだろうし、楽しみにしています」と期待大。

　社長令嬢にして女医という完璧な役柄に「少しプレッシャー」と恐縮する山本は「復讐劇の中で人を信じるという純粋な心をもった女性をしっかりと演じきれたら」と意気込み。一方の水原は「相棒的な関係でスタートしてからの三角関係、恋心に気づいちゃうというところはすごく見どころにになってくると思うし、応援してもらえるようなキャラクターを演じられれば」とやる気をにじませる。

　また『太閤記〜サルと呼ばれた男〜』（2003年）以来、2度目の共演となる藤木について草なぎは「僕が豊臣秀吉役で、藤木さんが織田信長役だったので、からみも多く、初めてだったのに、息の合ったお芝居ができたという印象があります」と初共演を振り返り、「今回は、打って変わって敵対する関係になるので、2人とも新しいお芝居が引きだされるのではと楽しみです」と胸をふくらませる。

　当時は草なぎに圧倒されあまり交流することができなかったという藤木だが「あれから12年、干支が一回りしたし今度はしっかりコミュニケーションを取り、いい作品を作り上げたいと思います」とサポートを約束している。