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集英社「ドラゴンボール室」新設 単独作品の部署は初の試み

 出版社の集英社が、12日、都内で新刊企画発表会を開催。今年6月21日付で人気作品『ドラゴンボール』の映像化や商品化の監修や契約を専門的に行う組織「ドラゴンボール室」を新設したことを発表した。

集英社が6月21日付で『ドラゴンボール室』を新設 (C)鳥山明/集英社

集英社が6月21日付で『ドラゴンボール室』を新設 (C)鳥山明/集英社

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 同作は『週刊少年ジャンプ』で1984年から95年まで連載され、コミックスは全世界で累計発行部数は2億4000万部以上を誇る日本を代表する漫画作品。86年にスタートしたテレビアニメも大ヒットし、映画やゲームは現在まで新作が作られ、2009年にはハリウッドで実写映画化もされた。

 担当者は「単独作品の部署は新しい試み。ライツ(権利)と漫画の両方を備え、世界的な人気を誇るビッグコンテンツをさらに大きく展開することを目指していく」と説明。作者の鳥山明氏も「ずいぶん昔の作品を、集英社さんの優秀なスタッフの力を借りて、現代でも盛り上げていただこう、なんていうボクにとっては実にありがたくも頼もしいチームです。これでボクは何もしなくてもいいということになればホントに最高です!!!!」とコメントを寄せた。

 なお、同室は『ドラゴンボール』だけではなく、『Dr.スランプ』など鳥山氏のほかの作品についても対象としている。

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