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前田敦子、“泣けるホラー”で『ほん怖』初主演「夏の思い出になったらいいな」

 女優の前田敦子が20日に放送されるフジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話〜夏の特別編2016〜』(後9:00)の『夏の知らせ』に主演することがわかった。約17年目を迎える『ほん怖』初主演を飾る前田は父の愛をテーマとした“泣けるホラー作品”で、身の毛もよだつような恐怖とはひと味違ったじんわりとした怖さを表現する。

20日放送フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話〜夏の特別編2016〜』(後9:00)の『夏の知らせ』に主演する前田敦子

20日放送フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話〜夏の特別編2016〜』(後9:00)の『夏の知らせ』に主演する前田敦子

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 前田が演じるのは、父親・晴彦(鹿賀丈史)の反対を押し切って田舎から上してきた萩原朋子(前田敦子)。希望だった仕事についたが、7年たった今も思うようにはいっていない。上京以来疎遠になってしまった父親は関係を修復する前に他界してしまった。きっと自分のことを今も許していないはずと思っていた朋子だったが、ある日、自分の父の存在をすぐそばに感じる。父は自分を呪って出てきたに違いないと思っていたが…。

 2013年には映画『クロユリ団地』(中田秀夫監督)、15年には同局『世にも奇妙な物語25周年スペシャル・春〜人気漫画家競演編〜』内『地縛者』に主演するなどホラー作品参加の経験を持つ前田だが、今回は恐怖に耐える表情や、後悔の念に苦しめられる表情、悲しみをたたえた表情など新たな一面を開花。演技派である鹿賀との共演にも注目だ。

 「私にとって夏休みの思い出として記憶に残っている作品」として『ほん怖』への思い入れを持つ前田は「怖いので、見る前にお風呂に入ってすぐに寝られる準備をしてから見ていました」と振り返る。「ご覧になってくださる皆さんにとっても、2016年の夏の思い出になったらいいなと思います」と呼びかけている。

 後藤博幸プロデューサーは前田にオファーした理由について「アイドルから完全な一人の女優となり新たな輝きを放っている前田敦子さんに、今回の怖さの中にも切なさがにじみ出る難しい役をぜひ演じていただきたいと思いお願いいたしました」と説明している。

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