日英でミサイル技術を共同研究 政府、NSCで決定へ
政府は16日、航空自衛隊の次期主力戦闘機「F35」用の空対空ミサイル(AAM)技術を英国と共同研究する方針を固めた。17日に国家安全保障会議(NSC)の閣僚会合を開き、地対空の迎撃ミサイル部品の対米輸出とあわせて決定する。4月に決めた防衛装備移転三原則のもと、外国へ武器や関連技術を移転するのは初めてとなる。
日英両政府は射程が長く、目標物を正確に捕捉できるAAM「ミーティア」を念頭に共同研究を進める。三菱電機と英防衛大手MBDAが参加する見通し。
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