「想い」を胸に歌う 紫綬褒章受章の松任谷由実さん
「春よ、来い」などのヒット曲で知られ、「ユーミン」の愛称で親しまれているシンガー・ソングライターの松任谷由実さんは、紫綬褒章受章でコメントを発表した。全文は次の通り。
このたび、受章のお知らせをいただき、驚くとともに、大変光栄に存じております。
40年前、わたしは創作の道を歩き始めました。歌を作り、表現するという道です。今はその長い旅路の途中で、思いがけず、「ここまでよくがんばりましたね」と声をかけていただいたような気持ちです。
今回の受章の向こう側には、今までわたしの歌を愛してくれた人たちがいます。1曲1曲にこの人たちの"想い"がつまっています。
これからもこの"想い"を胸に、歌っていきたいと思います。
2013年、春らんまんの下、感謝とともに。〔共同〕